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大内中央の家Vo.1(リノベーション)

性能向上リノベ

窓を通じて家の断熱化を推進するサッシメーカーYKKAPとリノベーション事業者がコラボレーションし、各県1棟で実施している「戸建て性能向上リノベーション」の実証実験。

耐震性や断熱、耐久性などの建物性能を高めるにはどのような改修をすればよいのか、工期やコストを抑える方法はないのか。戸建て住宅の性能向上のためのさまざまなアプローチを探り、普及につなげていくプロジェクトです。

リノベーションの定義は複数ありますが、ここで言うリノベーションとは「新築以上の価値を実現する大型改修」のことをいいます。

今年の6月にそのお話をいただき、山口県では初となる性能向上リノベーション物件に着手しました。

物件は山口市大内中央になる築48年の木造平屋(約37坪)の中古住宅です。

こちらの物件は購入の際、家財がある状態。現状渡しということで家財の分別処分の作業から行いました。

こちらは家財処分後の状況。分別しながらの廃棄処分ということで数日掛かりましたがキレイさっぱり家財はなくなりました。

家の中に何もない状況になり、次に実施したのがホームインスペクション(住宅診断)。

ホームインスペクションとは、住宅に精通したホームインスペクター(住宅診断士)が、第三者的な立場から、また専門家の見地から、住宅の劣化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見きわめ、アドバイスを行う専門業務です。スタジオセンスには有資格者が4名在籍しており、これまで多くの住宅診断を実施してきました。

ホームインスペクションについて詳しくはこちら↓(サイトにジャンプします)

住宅の購入前や、ご自宅の売り出し前にホームインスペクションを行うことで、建物のコンディションを把握し、安心して取引を行うことができます。診断の方法は目視で、屋根、外壁、室内、小屋裏、床下などの劣化状態を診断するのが基本です。ホームインスペクターは住宅の「かかりつけのお医者さん」。米国では、州によって異なりますが、取引全体の70~90%の割合でホームインスペクションが行われ、すでに常識となっています。日本でも近年、急速に普及しはじめている診断です。

人は健康を維持するために健康診断を実施します。その結果により精密検査をしたり適切な薬を飲んだりします。特に大きな手術が必要となると、まずは詳しい検査を行い、最適な手術の方法や手順をあらかじめ決めてから実施するのが通例です。

住宅も全く同じ。あらかじめ何処にどれくらいのダメージを受けているのかを把握しないことには、適切な工事を行うことは不可能と言っても過言ではありません。

こちらの住宅は50年弱の築年数が経過していましたが、ここに至るまでに適切なメンテナンスをされていたこともあり、木造住宅にとって致命的な、シロアリによる食害や雨漏りなどのダメージは見受けられませんでした。

家のコンディションを把握した上で、次に内部の解体工事に取り掛かりました。

天井、壁、床などの内装材を解体していきます。

現在、戸建ての性能向上リノベーションは構造材のみにするスケルトン改修が主流となりつつあります。スケルトンにすることで構造体をチェックできる他、必要に応じて耐震改修を行い。防湿や通気層設置などの長寿命化対策、断熱気密施工、内外装の一新などが可能となります。

こちらがスケルトンとなった状態です。

ちなみに屋根は後日、屋根材を葺き替える際に撤去する予定です。

性能向上リノベーションで目指すのが、断熱性能はHEAT20(ヒート20)のG2グレード。また耐震等級は最高等級の3です。

今後、これらの基準をクリアするために様々な計算を行い、適切な手法を用いて工事を進めていきます。

来年の6月竣工に向け、2022年から屋根工事や耐震補強、造作工事などを本格化させていく予定です。

ブログでも随時、工事の進捗状況をお伝えしていきますのでお見逃しなく!

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