最初は中古住宅購入のご相談をいただいたのですが、最終的には新築ということで計画は進みました。外観は大壁工法での施工で淡いクリーム系の色で仕上げました。瓦やサッシに濃い色を使うことで、メリハリのある外観イメージに。道路側に位置する2階の4つの小窓が印象的なシンプルながらも重厚感のあるお住まいです。山口県産の床材は桧。節のない桧のフローリングは上品な雰囲気の空間をつくりだします。キッチンは木目調をセレクト。空間に馴染み溶け込むコーディネートです。対面フラット型のキッチンは軽食程度なら十分食事もとれる第2の食卓です。室内の壁には珪藻土をふんだんに使用することで、調湿性のある快適な空間づくりを実現しました。