こんにちは。
設計士の中村です。
最近は寒くて朝起きれない日々が続いています⛄
さて最近は古民家カフェなどがメディアで取り上げられる機会が増えたこと、新築住宅購入への資金的なハードルが上がってきたことなどの要因から中古住宅リフォームのニーズが増えています。
その中でお客様からこのようなお話をいただくことがあります。
・中古住宅を購入してリフォームしたいが、構造などが不安
・親から受け継いだ家をリフォームしたいが、問題は無さそう?
そのような中古住宅の現況を確認する目的のために“ホームインスペクション(住宅診断)”があります。
ホームインスペクション(住宅診断)について
ホームインスペクション(住宅診断)
中古住宅の構造や劣化状況を目視調査し、どのような箇所に問題があるのかという現況を報告するものです。
あくまで第3者目線で現況を確認するものとなります。
調査項目
基礎・外壁等
基礎:コンクリートの劣化や鉄筋の腐食がないかを検査
外壁・屋根:外壁のひび割れや浮き、屋根の劣化等を検査
室内の状態
床や壁:専用機材を用いて床や壁の水平垂直の検査
設備関係:キッチン等から水が流れるか、また動作確認を行い不備を確認
天井裏(小屋裏)
床下(基礎内部)
このような調査項目に基づいて中古住宅の状態をチェックしていきます。
スタジオセンスでも資格を持った住宅診断士が在籍しておりますので中古住宅についてお悩みの方は是非ご相談ください。
↓住宅診断についてはコチラ↓
住宅診断の様子
実際に住宅診断を行った様子を見てみましょう。
まずは外回り。
外壁や基礎の状態、屋根の状態を目視にて確認していきます
基礎にひび割れ等がある場合には“ひび”の幅や深さを確認して現況を確認します。
続いて内部。
水平器やレベルといった専用機材を用いて床や壁に傾きが無いかをチェックしていきます。
タイルを貼っている部分に関しては“浮き”が無いかを確認していきます。
さらに基礎下に潜って土台の含水率や基礎の浮き、シロアリ被害の有無などを調査していきます。
全て調査をするとだいたい4時間くらい。
スタジオセンスの住宅診断士に一日がかりで調査していただきました。
最終的に内容をまとめた報告書をお客様にお渡ししてホームインスペクション(住宅診断)が完了となります。
スタジオセンスでは中古住宅のリフォームも行っていますので検討されている方はお気軽にご相談ください。
それでは最後に…
・新築・リノベーションを考えているがどこから始めたらいいの?
・資金計画を聞いてみたい
・土地の探し方を教えてほしい
・かっこいい・おしゃれな家を作りたい!
スタジオセンスの構造見学会が今週末(11/31(土)・12/1(日))に迫ってきています。
新築・リフォームをご検討の方は構造を見ることができる貴重な機会ですのでお気軽にお問い合わせください!
次回もお楽しみに!