こんにちは!
最近急に熱くなって、半そでで仕事をすることが増えてきました。
えっとまだ5月だよね….?
でも立夏は過ぎてるし、夏と言えなくもないのかな?
そんな季節になってまいりました。
今日は表題の通り、建築士免許について書いていこうと思います。
聞いたことがある方も多いと思います「建築士」という言葉。
まれにテレビなどでも登場し、いろいろ解説している場面も見かけるのですが、なかなかやっている仕事や
どのような資格なのかしっかりご存じな方は少ないと思います。
建築士とは
建築士とは「国土交通大臣または都道府県知事の免許を受け、建築士の名称を用いて、建築物に関し、設計、工事管理その他の業務を行う者」となります。
建築士=設計する人
というイメージを持つ方も多いと思うのですが、仕事は設計に限らす、たくさんの仕事があるんですね。
仕事は大きく三つに分かれて
・イメージ通りの「設計業務」
・ちゃんと建物で来ているかな??の「工事監理業務」
・設計前の調査や各種申請、手続きをする「手続き業務」
があります。それぞれを専門とする建築士の方も多く、
「手続き専門」や「構造の設計専門」や「デザイン専門」や「調査専門」など
形態は多岐にわたります。お医者さんの「呼吸器内科」とか「脳外科」とかみたいですね。
建築士の種類
建築士には、
一般的な木造建築士、二級建築士、一級建築士、と
やや特殊な構造設計一級建築士、設備設計一級建築士
の5つがあり、それぞれ設計できる建物の規模などが変わります。
・木造建築士
木造建築士は、
木造で延べ面積が300㎡以内かつ階数が2階以下のものの設計・工事監理
を行うことができます。国土交通省によれば全国に約1万8千人います。
免許は各都道府県が交付します。
扱える建築規模が狭いですが、高い専門性を有しているといえます。
・二級建築士
二級建築士は少しややこしいのですが
・木造、延べ面積1000㎡以下、高さ16m以下の建築物
・S、RC、他の構造形式で延面積300㎡以下、高さ16m以下の建築物
・木造、平屋建て、一般建築物
の設計・工事管理が可能です。
木造建築物および小・中規模の建築物を範囲とする仕事ができ、主に住宅設計の分野でお会いする機会が多いです。
免許の交付は各都道府県になります。
全国に約79万人の二級建築士がいます。
※S=steel(スチール)、鉄骨造の意味
※RC=reinforced concrete(リインフォースド コンクリート)、鉄筋コンクリートの意味
・一級建築士
構造形式、規模関係なくすべての建築物の設計・工事監理業務ができます。
免許の交付は国土交通省、全国に38万3千人います。
・構造設計一級建築士・設備設計一級建築士
一定規模以上の建築物を設計を行う場合に、関係規定への適合性を判定する建築士です。
一定規模以上の建築の構造設計を行う際は構造設計一級建築士が直接設計するか、一級建築士が設計後、適合性を構造設計一級建築士が行わなければなりません。
設備設計一級建築士も同様で直接設計 or 適合性判定があります。
これらになるには、一級建築士として5年以上の構造設計(設備設計)にかかわる業務経験を積み、講習を受け、修了考査に合格しなければなりません。
構造設計一級建築士は全国に約一万人、設備設計一級建築士役6千人しかいません。
受験難易度
建築士は総じて取得ハードルが比較的高く、取得が難しい資格になります。
まず全くの未経験、指定科目を収めてない場合から木造建築士・二級建築士になる場合、7年以上の実務経験が必要なため、受験自体のハードルがすごく高くなります。一級建築士を目指す場合、そこから2年実務経験を積むことで一級建築士の「受験資格」がもらえます。
王道のルートでは
まず専門的な教育を学べる工業高校、工業高専、専門学校、短期大学、大学等に進学し、指定科目を修了します。
卒業後、各建築士試験を受験し、合格します。
建築士試験は筆記試験の学科と、実際に建物を設計する実技の製図があります。学科試験を突破しないと、製図試験には進めません。
各試験とも難易度が高く、一級建築士試験での過去五年の合格率は以下の表になります。
学科に関しては20%前後、製図に関しても33%前後になります。
出題範囲は人が快適に過ごせる環境に関するものから、一つの都市を計画する上での法律や考え方、建築の歴史や芸術的建築作品など、極めて広範囲にわたります。
これらを突破したのち実務経験を積みます。
一級建築士の場合、
4年生大学を出ていれば2年以上
3年生の短大であれば3年以上
2年生短大、高専、二級建築士では4年以上になります。
実務経験を積んだのち、各種手続きを終え、晴れて建築士になることができます。
試験
私は一級建築士を受験していたため、一級の試験のことをお話します。
まず筆記試験は
計画(20問)—————–建築の計画に関する問題(手すりの高さや、動線計画、各施設ごとの計画、代表的な建築作品例など)
環境・設備(20問)——–人が快適に過ごすための環境工学や設備に関する問題(光、音、温度などの物理現象、空調設備や上下水道など)
法規(30問)—————–建築に関する法律の問題(建築基準法、建築士法、消防法、都市計画法、建設業法、バリアフリー法など)
構造(30問)—————–建築物の構造に関する問題(地震や台風などから倒壊を防ぐ計算方法や鉄骨造、鉄筋コンクリートなど各種構造形式の工学的特性など)
施工(25問)—————–建築物を作るときの問題(各種工法の正しい施工方法、対処、考え方、材料の特性など)
の5科目で四肢択一の問題です。
合格ラインは毎年変わるので何とも言えませんが125点中90点前後がボーダーです。
また、足切りがあり、各科目の最低点が決められています。
例えば5科目の合計で95点とれても、一つの教科で著しく点が低く、最低点を超えることができなければ不合格となります。
製図試験に関しては
6時間30分で与えられた条件にあう建築物を設計するというもので
昨年の課題は「大学」でした。
6時間半と聞いて「長くない?余裕では?」と思われる方がいるかもしれません。挑戦するまで、私もそう思ったことがあります…
実際は非常にシビアな時間設定で、初めてすべて続けて予行演習したときに10時間かかりました。
そこからいかに作図スピードを上げるかのタイムアタックになります。自分の手に合ったシャーペン、シャーペンの芯、消しゴム、定規などを吟味し
1秒でも削れるように、どういう風に手を動かせば効率が良いか考えてやりました。実際塵も積もればなんとやら、1秒削ることの繰り返しでどうにか6時間半に収まるようになりました。
試験には残念ながら落ちてしまいましたが…(泣)
まとめ
今回の記事をまとめますと
・建築士は設計することだけが仕事ではない
・建築士にも種類がある
・建築士をとるには、なかなか大変
となります。
建築士への道はなかなかにいばらの道なのですが、道は道としてちゃんとあるので、これからも頑張って勉強します。
最後に
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