皆様こんにちは。最近はいちご大福づくりにはまってる現場監理の山田です。
先日、外構工事の土間打ちをしたので思い出の一環として解説します。
土間打ちは家の周りを整える大切な作業ですが、具体的にどんなことをするのか分からない方も多いのではないでしょうか?
土間打ちの流れやポイントについて分かりやすく紹介します。
そもそも「土間打ち」とは?
土間打ちとは、コンクリートを流し込んで平らな床面を作る作業のことです。外構では、
- 駐車場やカーポートの床
- 玄関アプローチ
- テラスやウッドデッキの下地
などに採用されることが多いです。
コンクリートを流し込んだ後にしっかりと乾燥・硬化させることで、丈夫でメンテナンスしやすい地面を作れます。
土間打ちの基本的な流れ
- 掘削・整地 まずは地面を掘り、土を均して整地します。地盤の強度を確保するために砕石を敷き、しっかりと転圧(固める作業)を行います。
- 型枠の設置 コンクリートが流れ出ないように、型枠を設置します。この型枠が仕上がりの形を決める重要なポイントです。
- ワイヤーメッシュの設置 ひび割れ防止のために、鉄筋やワイヤーメッシュ(網状の鉄筋)を入れます。これにより、コンクリートの強度が増します。
- コンクリート打設 ミキサー車などで運ばれた生コンクリートを流し込みます。均一に広げ、トンボやコテを使って平らに仕上げます。
- 仕上げ作業 表面をなめらかに仕上げるために、コテで均していきます。場所によっては滑り止めの加工を施すこともあります。
- 養生・乾燥 コンクリートはすぐに固まるわけではなく、数日かけて硬化します。この間に雨や直射日光を避けるための養生を行い、しっかりと乾燥させます。
土間打ちのポイントと注意点
- 天候をチェックする:雨の日はコンクリートの品質に影響を与えるため、施工日を慎重に選ぶ必要があります。
- 十分な厚みを確保する:一般的には10cm程度の厚みが必要ですが、駐車場など負荷がかかる場所は15cm以上が推奨されます。
- ひび割れ防止策を取る:ワイヤーメッシュの使用や、適切な目地(ひび割れを誘導する隙間)を入れることで、長持ちする土間に仕上がります。
まとめ
土間打ちは、外構の耐久性や見た目を左右する大切な工程です。しっかりと準備し、適切な施工を行うことで、長く使える美しい仕上がりになります。
打った土間はこんな感じです。
養生期間が終わり型枠を外し、石灰砕石を敷くとこんな感じです。
とても美しい仕上がりになりました。
それでは最後に…
・新築・リノベーションを考えているがどこから始めたらいいの?
・資金計画を聞いてみたい
・土地の探し方を教えてほしい
・かっこいい・おしゃれな家を作りたい!
ではまた