Senseのブログ

断熱性能を向上させる窓のリフォームって?

こんにちは。

設計士の中村です。

 

今回も前回に引き続き、窓のお話です。

↓前回のお話し↓

窓についての概要・APW330

 

前回は主に“新築”に関する窓のお話でしたので、今回は“リフォーム”の窓改修に焦点を当ててお話ししていきます。

新築同様、リフォームを検討されている方でも窓の断熱性能を向上させることができます。

中には“内窓”“マドリモ”という方法があるため、次章より詳しく説明していきます。

 

内窓って??


“内窓”現状の窓の内側に新しく窓を取り付ける方法になります。

 

↓ before ↓

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↓ after ↓

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室内側に窓を取り付けるため、現状の窓の交換が必要なく、比較的安価に断熱性能を上げることができるのが“内窓”の特徴になります。

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↑ 横から見ると現状の窓の内側に新しい窓があるのが分かります。

 

窓ガラスは複層ガラス、窓枠に関しては樹脂枠のものを用いているため、全箇所施工すれば窓から侵入する寒さや暑さは大幅に減少できるかと思います。

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ただし、現状の窓の内側に新たに窓をつけたことで2回窓を開ける必要が出てきますので、場所によっては次章の“マドリモ”の方が良い場合も出てきます。

 

 

マドリモって??


“マドリモ”現状の窓枠を利用して窓ガラスを交換する方法になります。

言葉では分かりづらい部分もありますので写真で説明していきます。

 

こちらがリフォーム前の窓になります。

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ここから、“マドリモ”の施工を行うと、、、

 

このような見た目に変わります。

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窓ガラスの交換を行っているため、窓を開けるのは1回で済みます。

お庭やベランダなどに洗濯物を干しているご家庭ではその窓だけでも“マドリモ”で施工すると普段の開け閉めのストレスは少なくて済むかもしれません。

 

窓枠を横から見てみると現状の窓枠の上に新しい窓枠を被せているのが分かるかと思います。

(白い部分が“マドリモ”部分です。)

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“マドリモ”のデメリットとしては“内窓”に比べどうしても価格が上がってしまうことが挙げられます。

そのため、全箇所“ドアリモ”とするよりも“内窓”、“ドアリモ”を用途ごとに使い分けて施工していくことが良い選択になるかと思います。

 

MADOショップ


スタジオセンスはYKKAPの代理店として自社で窓の見学ができるショールームを作っています。

先ほどの窓もショールーム内のものになっています。

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実際に話を聞くだけでは分かりづらい、イメージしづらいといったこともあるかと思いますので、窓リフォームの場合にはショールームを活用してイメージを膨らませていただければと思います。

 

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↑ ドアの実物も置いていますので是非♪

 

また、新築の窓と同様にYKKAPの窓となりますので、ご提供できる価格設定も低くできています。

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さらに窓リフォームを検討されている方に朗報です。

2024年の工事であれば、“先進的窓リノベ2024事業”という国の事業で補助金が出るような仕組みとなっています。

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12月までの工事・申請が必要となっていますので、あと少しとはなりますが窓リフォームを考えている方はこの機会に検討してみてもいいかもしれません。


 

 

それでは最後に…


・新築・リノベーションを考えているがどこから始めたらいいの?

・資金計画を聞いてみたい

・土地の探し方を教えてほしい

・かっこいい・おしゃれな家を作りたい!


前回、今回と窓のお話が続きましたが、新築もリフォームも様々なご相談お待ちしております。

 

また次回をお楽しみに!