Senseのブログ

断熱性能の要、窓(サッシ)について

こんにちは。

設計士の中村です。

 

新築やリフォームを検討されている方でこのような言葉をいただくことがあります。

 

・夏に暑くて冬に寒いのは嫌だ

・窓の結露が気になる

 

一昔前は断熱性能の低い“単板ガラス”の窓等が使用されることが多く、このような問題がが起きてしまうことがあります。

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今回は“断熱”という面で窓(サッシ)についてお話しできればと思います。

 

複層ガラスって??


現在、主流で使用されて使用されているのが“複層(ペア)ガラス”の窓です。

読んで字のごとくガラスが2重になっている窓のことを指します。

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複層ガラスにすることでガラスとガラスの間に“空気層”が生まれることにより、断熱性が向上します。

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というのも空気は様々な物質の中でも下記の表のように熱を伝えづらい性質を持っているため、“空気層”をつくることで断熱性が向上するというカラクリです。

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また窓(サッシ)は家の中でも断熱性能が低い部分であるため、窓の断熱性を向上させることは家全体の断熱性を向上させることにもつながります。

 

断熱性能について


前章で断熱性能を向上させるために“空気層”をつくることをお話ししたので、さらにその“断熱性能”についても深堀りしていきます。

 

断熱性能の基準を示したものに“UA値(外皮平均熱貫流率)”があります。

“UA値”は値が低ければ低いほど“断熱性能”が高いとされています。

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スタジオセンスの施工範囲である山口県や島根県を上の地域図より見てみると5地域・6地域という地域に振り分けられており、国の基準として一般的に推奨されている断熱性能である“等級5”ではUA値“0.6”という値が設定されています。

さらに断熱性能を求めていくと等級6ではUA値“0.46”等級7ではUA値“0.26”という値が設定されています。

 

それではスタジオセンスで新築を建てるとどうなるのか…

標準仕様でUA値“0.46”程度の数値となります。

分かりやすく温度に換算するとどの部屋も概ね13℃を下回らない程度であり、エアコンによる光熱費の削減も図ることができます。

 

スタジオセンスの標準仕様は??


それではUA値“0.46”を可能にしているスタジオセンスの標準仕様はどのようなものでしょうか…

 

窓に関しては“YKKAP”“APW330”という商品が標準仕様となります。

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↓標準仕様の断熱材に関しては過去の投稿をチェック↓


①断熱材:セルロースファイバー

②実例紹介 リフォーム


“APW330”は内と外が樹脂で作られた窓になっており、断熱性能が高いものを標準仕様としています。

断熱性能が高いことで結露も生じづらい点も利点といえます。

 

というのもスタジオセンスがYKKAPの代理店となっていることから、YKKAPの商品を安く仕入れることができるため、ご提供できる価格設定も低くできています。

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また、内窓窓の取り換えに関してもYKKAPの商品であればお安く施工することができます。

(内窓等の話は後日のブログにてお楽しみに!)

 

夏涼しく、冬は暖かいスタジオセンスの仕様でお家を建ててみませんか?

 

それでは最後に…


 

✔新築・リノベーションを考えているがどこから始めたらいいの?

✔資金計画を聞いてみたい

✔土地の探し方を教えてほしい

✔かっこいい・おしゃれな家を作りたい!

✔断熱性能についてもっと詳しく知りたい!

 


色んなご相談お待ちしています。

 

また次回をお楽しみに!