戸建てリノベ
[山口市]鋳銭司
【現場レポート.01】18.05.07
築50年の立派な旧家。経年劣化による老朽化対策や、ライフスタイルに合った間取変更。設備類の取替、性能向上を目的とし思い切ってリノベーションを計画しようということで、ご相談をいただきました。
玄関~土間とつづきになっている昔ながらのつくりとなっています。
室内の段差解消も今回の重要なテーマです。
まずは、解体工事です。工事範囲が広く、生活しながらの工事ということでエリアを分割して計画します。
【現場レポート.02】18.05.08
天井を解体すると、立派な野物梁が現れました。こちらは勾配天井のLDKとロフト空間を予定しているのでとても迫力のある空間になると思います。
【現場レポート.03】18.05.10
天井~壁~床と解体が進んでいます。柱の撤去等あるので、仮設的にジャッキアップを行い、基礎工事の準備をしていきます。
【現場レポート.04】18.05.11
コンクリートブロックで基礎をつくっていきます。基礎内の換気(通気)や配管経路を確認しながら施工していきます。
【現場レポート.05】18.05.22
基礎もでき土台~柱~桁材と組み上げていきます。今回は間取り変更もある為、必要な部分に補強を行い、新しい間取をつくっていきます。
【現場レポート.06】18.05.26
これまで使ってあった朽ちた柱を取替えるのに、同じ仕口を加工していきます。スタジオセンスの自社大工は伝統ある木造軸組み工法を得意としているので、ノミと鎚を使って1本1本丁寧に加工していきます。
【現場レポート.07】18.06.05
間取り変更も進み、内部造作に取り掛かります。ここから詳細な納まりを検討しながら工事は進んでいきます。
【現場レポート.08】18.06.08
こちらは天井を解体すると現れた立派な野物梁。今後はきれいに研磨して、ほこりや汚れを落とし、吹抜天井の主役となってもらいます。
床も仕上げの前段階です。これまでは無断熱でしたが、この機会に断熱材をしっかり施工します。床下からの寒気がぐっと改善されるはずです。
【現場レポート.09】18.06.18
吹抜天井部の杉羽目板を施工しているところです。天井から現れている構造材に沿って切れ目を入れながら、貼っていきます。とても細かく手間のかかる作業ですが、出来栄えに大きく影響するところでもあり、気が抜けません。
【現場レポート.10】18.06.21
こちらの現場では、天井から自然光を取り入れるガラス瓦をご採用いただきました。既存の和瓦を8枚ほどガラス瓦に取替るのですが、LDKに気持ちのいい採光がとれて、とても喜んでいただきました。
【現場レポート.11】18.06.25
天井の下地が出来上がり、仮設足場を一旦撤去します。この後は床の仕上げ、設備の取付けと大工工事の終盤へと向かいます。迫力のあるLDK空間となり完成が待ち遠しいです。
【現場レポート.12】18.07.31
いよいよ内装仕上げの工程です。珪藻土(塗り壁)は下地が命!どんなに美しい仕上がりでも下地がきちんとしていないと、長くは続きません。珪藻土職人の伊藤さんは特に注意して、現場の状況をみながら下地の工程を考えていきます。どの現場も一様というわけにはいかないそうです。
【現場レポート.13】18.08.01
珪藻土の仕上げ作業です。天窓から床に差し込む縦方向の光が、珪藻土テクスチャーの凹凸を浮かび上がらせます。いつも思うのですが、クロスなどの既製品には出すことができない味のある仕上がりです!
【現場レポート.14】18.08.09
仕上げが終わり美装工事です。養生が取れると全体の雰囲気や空間がはっきりわかります。細部まで丁寧に美装してお客様にお引渡します。
無垢フローリングにはハチミツとロウソクのロウで出来た、蜜蝋ワックスを塗布。無垢フローリングの表情はそのままに耐水性の向上と汚れにくくもしてくれます。
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