マンション
[山口市]黄金町
工事がスタートしました。まずは玄関~LDKの床の解体工事から。これまでの合板フロアーを撤去していきます。
床の高さを仕上げの高さから逆算し、束といわれるもので高さ調整をしていきます。
束の上に針葉樹合板を敷き、その上に防音材を敷いていきます。黒く見えるボードが防音材です。 マンションの場合、防音の規定がありますので、その基準を満たした仕様で計画する必要があります。
導電性シートを施工していきます。このグリーンのシートを仕上げ材の下に敷くのがポイントです。 このシートを敷くことで、家の中の電気配線や家電製品から発生する電磁波(電場)を取り除くことができます。詳しくはオールアースをご覧ください。
その上から山口県産の桧フローリングを施工していきます。癒される木の香りが漂います。
洗面化粧台の入れ替えました。洗面化粧台は大工による手づくり。天板にモザイクタイルを丁寧に貼っていきます。
大工工事が終わると壁と天井の珪藻土塗り。施工前にしっかりとお施主様と職人で色や柄の打ち合わせを行います。
珪藻土はスタジオセンスではお馴染みとなりました伊藤さんにお願いしました。塗りの美しさのみならず、水分調整や一手間の入れ方がやはりプロフェッショナルです。コテから繰り出される様々なテクスチャーはアートと言っても過言ではありません。
畳の表替えです。職人さんが高さをしっかりと調整しながら一枚一枚納めていきます。
最後にハウスクリーニング。 山口県産ヒノキの床材を蜜蝋ワックスで仕上げていきます。 蜜蝋ワックスは撥水性を持たせながらも、ナチュラルで優しく滑らかな肌触りや素材のもつ性能を損なわせることなく、 自然で深みのある自然なツヤを出せるのが大きな魅力です。
現場レポート