山陽小野田市小野田の家Vo.2(新築)
現場最新レポート
山陽小野田市で新築工事中の高性能自然派住宅「Chant」。6月9日、無事に棟が上りました。
こちらの建物はお施主様のご実家が木材店を経営されているということもあり木材はご準備いただきました。柱や土台はもちろんのこと、桁材についてもオール桧。桧特有の美しい木肌が印象的な建物が組みあがりました。
上棟が終わるとすぐに断熱工事に取り掛かります。もちらの建物ももちろん外張り断熱。家の基本性能が決める断熱&気密性能を重視した断熱計画です。
外装材は無機質なセメントの表情を連想させるシックなサイディング。高級感のある仕上がりです。マテリアルミックスの視覚効果で、木調の軒天材との相性も抜群です。
玄関周辺は無垢板のレッドシダー張り仕上げ。ここ最近、スタジオセンスの施工物件ではレギュラーになりつつあるデザインです。家の顔とも言われる玄関は、家族やお客様を招き入れる大切な場所。玄関前に立つと視覚的に天然木の温もりが伝わってくると同時に、特別な場所であることを感じます。
室内は電磁波対策を施しています。家中に張り巡らされる電気配線から出る電磁波(電場)が住まい手に与える悪影響が報告される中、スタジオセンスでは疑わしきものには近づかないという姿勢で住まい手の健康を第一に考えたご提案をさせていただいてます。微弱な電磁波を浴びると、頭痛や吐き気を感じる「電磁波過敏症」という病気。スウェーデン、ドイツなどのヨーロッパ諸国では、社会的認知もされている公的保険の対象の病気ですが、日本ではまだまだ認知されていないという実態があります。真の健康住宅を手に入れるためにもこの問題に目を背けることなく住まいづくりを行いたいものです。
電磁波対策先進国のスウェーデンの電磁波リスクの基準値(MPR-Ⅱ)以下であることもしっかりと測定器で実測。安全であることが確認できました。
今回もお施主様立ち会いのもと気密測定を実施しました。お施主様には気密の重要性についてもしっかりとご理解いただくことができました。
実測の結果、こちらの建物の気密性能は
C値=0.1cm2/m2(※直近20件のC値のアベレージはC値=0.130cm2/m2です)
こちらのお宅でも、超高気密な住宅であることが実証できました。
現在、大工による内部造作工事中。お盆くらいまでには大工工事がひと段落つきそうです。お盆明けからはいよいよ内部の仕上げ工事。珪藻土塗りやクロス貼り、キッチンや便器などの設置を行っていきます!