山口市朝田の家Vo.2(新築)
現場最新レポート
山口市朝田で建築中の高性能自然派住宅「Chant」。
基礎工事も順調に終わり、無事上棟を迎えることができました。
上棟の日はお施主様にもお越しいただき、棟木を打ち込む作業を大工と一緒に行っていただきました。
私たちは、完成品をお渡しするだけでなく、住まいづくりの1ページ1ページをご家族の思い出として刻んでいただくことも大切に考えています。お施主様にもお喜びいただくことができました。
上棟後はすぐに屋根断熱材工事に取り掛かります。構造材(木材)をできるだけ濡らさないように屋根の防水作業を連続的に行っていきます。
屋根は石州の洋風S瓦をご採用いただきました。棟部分には棟換気を設置し外壁通気工法としています。
内部は造作工事を進めていきます。設計図通りに窓を設置した上で床・壁・天井の下地をつくっていく作業です。
耐震性能を向上させるために構造材の端部には様々な金物が使われています。それらが設計通りになっているかは第三者機関による金物検査でチェックをおこなっていきます。
今回のお宅も住まいの電磁波対策を施した「オールアース住宅」。家の中の電気配線から電磁波を地面に逃がしていくための導電性のシート「スパンボンド」を、2階の床と壁に施工していきます。中間検査も行い、電磁波(電場)の実測値が基準値以下であることを確認することも、安心安全な住まいを実現していくためには大切なプロセスとなります。
そして、屋根・壁・基礎の断熱工事が完了した時点で気密測定を実施しました。スタジオセンスの新築では気密測定は必須としています。お施主様にもお立ち会いいただくことができました。
実測の結果、こちらの建物の気密性能は
C値=0.1cm2/m2(※直近20件のC値のアベレージはC値=0.135cm2/m2です)
こちらのお宅でも、超高気密な住宅であることが実証できました。
住まいの性能を左右するポイントでは実測し確認する。このプロセスは大切なことで、いい住まいを実現するための条件だと考えています。