山口市黒川の家Vo.4(新築)
現場最新レポート
山口市黒川で建築中の高性能自然派住宅「Chant」。こちらのお宅は現場が幹線沿いということもあり、多くの方に認知していただいているようです。
さて、上棟後はすぐに屋根の断熱材を施工。そのあと、ルーフィングという材料を敷いた上に瓦を葺く作業を行いました。
今回ご採用いただきました瓦は、二つの山が特徴的でヨーロッパの建物を連想させる特徴的なフォルム。色はシャドーダークという落ち着いた色をお選びになられ、遠目にも重厚感のある仕上がりになりました。
そして軒天は杉材を施工し、天然木の風合いにこだわった仕様です。最後は木材保護剤で塗装して仕上げます。
次に、壁の断熱材を施工した後は窓の取り付けです。
窓は国内最高基準の断熱性を誇る樹脂窓を採用。高い省エネ効果を発揮してくれます。そして今回特徴的なのが、自然な見た目にこだわり、特殊な表面加工により天然木に近い質感を実現したこちらの窓。
チーク材をイメージさせる赤みを帯びた色味は、住宅を明るく、軽やかに演出しつつも、高級感も兼ね備えています。性能は追究しつつ、窓材に映えるようデザインも実現した素敵な窓辺になりそうです。
断熱材の施工が終われば気密測定の実施です。
今回もお施主様立合いの中、気密測定を実施させていただきました。
実測の結果、こちらの建物の気密性能は
C値=0.1cm2/m2(ちなみに直近20件のC値のアベレージはC値=0.15cm2/m2です)
画面一番上の24cm2という数字は、家中の隙間を一か所に集めたとすると、おおよそ5㎝×5㎝程度の穴になるということを示します。今回も超気密の家であることが実証されました。
気密測定にお施主様に立ち会いいただくことは、気密性能の重要性を再認識していただくとともに、高性能な家の住まい方についてもご理解いただくことにつながります。
包み隠さずお施主様の目の前で実証される家の性能。これこそがセンススタイルの住まいづくりです。