山口市黒川の家Vo.3(新築)
現場最新レポート
山口市黒川で建築中の高性能自然派住宅「Chant」。基礎工事が終わりいよいよ木造躯体を組み上げていく作業になりました。
まずは土台敷きから。基礎の上に土台という木材を敷き並べていきます。
土台には1本1本防蟻剤を噴霧。スタジオセンスでは、安全・強力・長持ちするホウ酸系木材保存剤の『エコボロン』を採用しています。「ホウ酸塩」を主原料としたエコボロンは、揮発・蒸発をしないため、シックハウスの心配がありません。且つ、乾燥環境にある限り半永久的に効果が持続するのが大きな特徴です。
土台敷きが終われば柱を立て梁と組んでいく作業です。
柱は山口県産の桧オール四寸柱。優良県産木材の認証を受けた木材は、強度や乾燥具合などを検査し、品質が認められた木材です。
美しくたくましい木材が、大工の手により空に向かって高く高く組みあがっていきます。
そして本日無事上棟を迎えました。
青空の中、五色の旗が優雅にたなびく様は、本日のめでたい日にふさわしい風景となりました。
お施主様には棟木にお神酒をかけていただき工事の安全・家内安全を祈願いただき、そのあと、自身の手で棟木を納めていただく儀式を執り行いました。
上棟は長期に渡る住まいづくりの中でも大きなイベントのひとつ。ご家族の皆さんにとって、この上棟という良き日が、思い出の1ページに刻まれたのであれば幸いです。
本当におめでとうございました。
上棟のセレモニーが終わると屋根工事に取り掛かりました。
垂木(タルキ)と言われる小屋組構造材を等間隔に渡し、その上に外張り断熱材を施工していきます。
手際よく作業は進み、夕方には大屋根部分の断熱材の施工は完了。ここまで作業すれば木材を雨で濡らすことはなく安心です。明日は下屋部分の屋根工事を引き続き行う予定です。
ここ数日天候にも恵まれ、秋晴れの爽やかな空気の中、数日に渡り気持ちよく作業させていただきました。感謝です。
上棟はひとつの大きな節目。明日からは気持ち新たに、お施主様の期待にお応えすべく、スタッフ一同しっかりと作業を進めてまいります!