リノベーション現場での電磁波対策
現場最新レポート
現在リノベーション工事をおこなっているこちらのお宅。弊社の新築では基本設定となっているオールアース(住まいの電磁波対策)を導入していただきました。
住まいの電磁波対策??と思われる方も多いのではないでしょうか。
パソコンや携帯電話から電磁波が出ていることは、みなさんご存知のとおりです。しかし、電磁波の発生源は、もっと身近で見えないところにもあるのです。それが「家」です。住まいから電磁波が発生しているということを、ぜひ知ってください。しかも、昔の家よりも新しい家のほうが電磁波が強くなっているのです。
一般家庭の電気使用量は、わずか40年で5倍以上になりました。電気をたくさん使うために、建物も変化しています。建物の内部には、外の電柱から各部屋へ電気を運ぶための屋内配線が通っています。家電製品のプラグをコンセントに差し込むと電気が使えますが、このコンセントの先(壁の内側)から配線が通っています。
屋内配線は室内の壁のなかを縦横無尽に張り巡らされています。室内は、まるで電気コードの鳥かごのよう。25年前は2階建ての住居1軒あたりで150mほどしか使われていませんでしたが、今はなんと1,000m以上、約7倍の量のコードが使われているのです。
電磁波のうち「電場」はアースでカットすることができます。電化製品ならば、アース付コンセントで電場がカットされていますので、パソコンを使うときなどはアースをすることをおすすめします。では、パソコンと同じように電場が発生する家(屋内配線)はどうすればアースができるでしょうか? それを実現したのがオールアース住宅です。
オールアース住宅は、屋内配線からの電磁波(電場)をアースすることによりカットし、健やかな住まいづくりを実現しました。今の暮らしの便利さはそのままに、余分なものだけを取り除くことができたら――そんな想いから生まれた技術なのです。
国内の電磁波ガイドラインは送電線を基準としたものとなっており、家庭内の電気製品等については対象としていないのが実態です。
環境先進国スウェーデンでは家電製品から発生するパソコンの電磁波を規制したガイドラインがあり、オールアース住宅はこのガイドラインを基に、住まいのセーフティーガイドラインを設けています。
25v/m 以下(スウェーデンMPR-Ⅱ 1990 年制定)
ちなみに、電磁波により脳でセロトニンやメラトニンなどホルモンの分泌障害が発生し、細胞の防御システムである免疫強化作用・抗酸化作用の低下などが報告されています。他にもうつ病、不眠症、身体全般の病の予防能力、抑制作用の低下という調査結果があることからも、もはや電磁波は無視できない存在と言えます。
昨日、こちらのお宅の電磁波測定(中間検査)を実施しました。
こちらのお宅では、電化製品が多く家族が過ごす時間が長いLDK。またご家族全員が就寝するプライベートな部屋に対して電磁波対策を施しています。
結果はこちらです。
基準値25v/m 以下に対して2v/m。基準値以下であることを確認することができました。
ちなみに、こちらのお宅でもアースの対策をしていない部分では150v/m程度の数値を示しますので、その効果は絶大です。
ご家族思いのお施主様が実現するオールアースを導入したリノベーション工事。
「自然素材+オールアース」で“真の健康住宅”を実現されようとしています♪