山口市大内御堀の家Vo.4(新築)
現場最新レポート
現在、大内御堀で建築中の高性能自然派住宅「Chant」。外装工事もほぼ終わり、モノトーンでシャープな印象を感じさせる外観に仕上がりました。
さて、こちらのお宅のこだわりポイントのひとつが内部の階段。数回図面を書き直した階段の意匠ですが、お施主様は当初よりアイアンのブラックを基調としたシンプルな仕上がりをご希望されていました。
もちろん、階段もオーダーメイドです!
こちらがお盆前に現場に搬入されたアイアン階段。
これだけ見るとイメージが沸きませんね。。。これは階段の骨格になる部分です。
そしてこちらが2階踊り場部分に設置予定のアイアン手摺。アイアンのフラットバーを使用したシンプルなデザインに仕上がりました。
そしていよいよ階段の施工です。
階段の踏板は2階に上がるために仮に取り付けた合板ですが、完成時には無垢板を施工する予定です。
そしてこちらが2階踊り場の手摺設置状況。
当初イメージしていた通りのデザインになりました。
蹴込み(けこみ)部分がないスケルトン階段は、開放的な空間をつくることができるデザイン性の高さが最大の魅力。奥行き感を演出できるので、今回のお宅のようにリビング階段や吹き抜けのある家では意匠的にも有効な階段のスタイルです。
踏板と踏板の間に隙間があるため、階段の向こう側にも光や風が届くのも大きな特徴。階段の存在で室内空間が間地切られたり閉塞感が出てしまうことを避けることができるスケルトン階段は、吹き抜けのあるリビング空間に上手く溶け込んでいます。
これから大工工事も終盤戦。お施主様のこだわりが詰まった家の完成が今から楽しみです。