山口市大内御堀の家Vo.3(新築)
現場最新レポート
現在、山口市大内御堀で建築中の高性能自然派住宅「Chant」。
断熱工事も終わり、いよいよ恒例の気密測定です。
そして今回も前回に引き続き
C値=0.1cm2/m2
(ちなみに直近20件のC値のアベレージはC値=0.2cm2/m2です)
こちらのお宅も超高気密の住宅であることが実証されました。
具体的に言うと、家中の隙間を1箇所に集めたとすると、4cm×4cmの四角程度。ほぼ隙間がない家ということになります。
お施主様には、この時点でも気密性能の重要性をご理解いただくために立ち会っていただくことをお勧めしています。今回も気密測定にお立会いいただき、実際の住宅を使って気密性能を実際に体験していただいたり、お話しさせていただくことができました。
気密性能の重要性はこれまでにもブログなどでご紹介してきましたが、住宅性能の最重要性能と我々は考えています。断熱性能は適切な断熱材と厚みを選択すればどんな住宅メーカーでも目指す性能をクリアすることはできるのですが、気密性能だけは現場でつくるしかなく、その性能値を知るには計測するしかありません。
今回は気密測定後に、気密測定士の方と少しお話しをする時間がありました。そこでお聞きした話しとしては、
①気密の良し悪しは測定にお伺いし家に入った瞬間わかる
年間数百という物件の気密測定をされているという気密測定士さん。ここ最近は気密測定の依頼も増えているらしく、お施主様の気密に対する知識や意識が向上してきていると言われていました。
測定に行った先で対象物件に足を一歩踏み入れると、その家の気密性能の良し悪しがおおよそ分かるらしいのです。簡単に言うと、気密のいい家は、夏は涼しく感じ冬は暖かく感じる。気密性能の低い家はその逆。多くの家に出入りされている測定士さんだからこそ分かる肌感覚なのかもしれません。
ちなみに弊社はいつも高気密をキープしているので、どんな現場に行っても快適ですとおっしゃってくださいました。
②気密性能に自信があるビルダーしか施主立会いをしない
相対的にみて、気密測定に自信があるビルダーしか施主立会いの気密測定を実施してないそうです。お施主様の目の前で気密測定をして、万一気密がでなかったらどうしよう・・・そう考えるみたいです。
スタジオセンスはお施主様のご都合が合わなかった場合を除き、毎回施主様の立会いを推奨しています。今回の気密測定もそうですが、気密測定の日でないと体感できないこと、聞くことができないことなどあるからです。
そして何より、真実の性能をしっかりとご自身の目でご確認していただき、安心していただきたいという思いです。
2002年から一貫して気密住宅を建て、全棟気密測定を実施してきたスタジオセンス。季節を通じて快適で省エネな住宅を実現するためには必須と言っても過言ではない気密性能にはこれからもこだわり続けます!