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山口市宮野下の家Vo.3(新築)

現場最新レポート

現在、山口市宮野下で建築中の高性能自然派住宅「Chant」

室内では造作工事を大工が進めています。こちらはリビングダイニングの勾配天井。仕上げ材には山口県産木材の杉の羽目板(パネリング)を使用します。まずは羽目板を留めつけていく下地をつくります。

次に羽目板を順番に留めつけていきます。

一枚一枚板の特性を見極めながら丁寧に施工していくという根気のいる作業。

朝から始めた羽目板の施工。大面積でしたが夕方にはキレイに張りあがりました。

今回使用した杉の羽目板は上小節と言われる規格のもので、ほぼ節がないものです。木目が美しい天井の完成です♪

次に今回のお宅のこだわりのひとつが洋室に張ったフローリング。

見慣れないフローリングの張り方ですよね。これは「ヘリンボーン」と言われる張り方で、開きにした魚の骨に形状が似ていることからニシン(herring)の骨(bone)。gを黙字にせず、ヘリングボーンということもある。V字形に連続して組合せられ、見た目にちょっと変わった仕上がりになります。

通常のフローリングの張り方に比べ時間の掛かる作業でしたが、こちらも無事完成!ちなみにこちらの木材は「ナラ」(オークと言われることもあります)と言われる木材で、強度・加工性・着色性に優れ、高級家具や建築材・ウイスキーの樽などに利用されている広葉樹です。杉材などの針葉樹のフローリングに比べ重たくて固いのも特徴です。こちらも木目の表情が美しいですね!

そして、現場では「オールアース」の中間検査を実施しました。

オールアース住宅とは、建物から発生する電磁波(電場)を、導電性シートを使ってカットする住宅のことです。スタジオセンスではその重要性から新築住宅では標準仕様のスペックになっています。

築年数が浅ければ浅いほど、屋内配線の量は多くなっており、築40年くらいの建物と比較してみると6倍程度の差が見て取れます。現在の住まいは、様々な設備を充実させて、利便性を高めることにより、これまで考えなくてもよかった電磁波と静電気の問題を引き起こしていると言えます。

かと言って、不便なお家に戻ることはできません。利便性を追求しながらも、その副作用的に働く電磁波の問題を解決していくことが大切です。

電場対策は「アース」です。アース(接地)は余分な電気を逃がし、感電防止などの役割を果たすためのものですが、実は結果的に電磁波(電場)をも逃してくれるのです。

壁・床・天井に張り巡らされている屋内配線からの電磁波は、様々な部材を伝わって伝播し、身体の表面を覆うのことがわかっています。電磁波の室内への侵入を防ぐために、アースをする必要があるのです。

先ほどの現場写真に写っているのが導電性繊維(スパンボンド)です。この繊維をアースにつなぐことによって電磁波(電場)を逃していきます。

では一体どれくらいの数値まで落とせばいいのか?

環境先進国スウェーデンの電磁波を規制したガイドラインがあり、オールアース住宅はこのガイドラインを基に、住まいのセーフティーガイドラインを設けています。25V/m 以下(スウェーデンMPR-Ⅱ 1990 年制定)

残念ながら日本では基準値がない状況・・・何も対策を施さなければ150~300V/mの電磁波(電場)が発生しています。

こちらが今回行った中間検査の写真です。

床が7.8v/mで壁が4.6v/m。実際に測定器で測定し、いずれも25v/mを下回っていることが確認できました。自然素材を使い室内の空気の質にこだわるのはもちろんですが、電気に対してもしっかりと対策をすることで真の安心安全な住まいは実現できると考えています。

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