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下松市青葉台Chant気密測定

現場最新レポート

現在、下松市青葉台で建築中の高性能自然派住宅「Chant」。外張り断熱工事が終わったということで気密測定を実施しました(平成29年10月9日)。気密測定とは住宅の隙間の量を計測する検査のことをいい、この測定で住宅の隙間相当面積(C値)がわかります。

こちらのお宅の気密測定結果は隙間相当面積(C値)=0.1 cm2/m2平成11年省エネルギー基準でいけば、山口県エリアでは隙間相当面積(C値)=5cm2/m2以下という数値で高気密という定義になっていますので、今回の実測値はそれをベースに考えると1/50程度ということになります。

気密性能の善し悪しは現場での施工精度に左右されます。つまり測定結果は大工の通信簿。気密を確保しようと思えば、しっかり気密を理解し、それにもとづいて正確で丁寧な作業を行なうことが求められます。

お施主様にも気密測定にお立会いいただき、気密の重要性をしっかりとご説明させていただきました。

気密とは、家の隙間をなくし、気体の流通を妨げ、気圧の変化の影響を受けない状態にすることです。住宅の場合は、床面積1m2当たり、どれだけの隙間があるのかで判断します。この数値が小さければ小さいほど、気密性能が高いことを示します。

家のでいうところの、「断熱」が人にとってのセーターの役割なら、「気密」はウインドブレーカーの役割を担います。寒い冬に、ペラペラのウインドブレーカーでも、それを着ると随分あたたかいですよね?これは、ウインドブレーカーが「風をシャットアウト」すると同時に「体温を閉じ込める」からです。

 

どんなに断熱性能を高めても、気密性能がなければ(隙間があれば)そこから熱の出入りがおこり、断熱効果は半減してしまいます。

つまり「断熱」と「気密」は切っても切れない関係にあるのです。

また気密性能が低い家は、室内の水蒸気が壁体内に入り込んでしまいます。それが断熱材の外壁側に達するにしたがって冷やされ、最終的には露点温度に達して、壁の中で結露を起こすことにもなりかねません(壁内結露)

●気密が必要な5つの理由
1.隙間風を防ぎ、冷暖房費を節約する効果
2.空間及び室内上下温度差を少なくする効果
3.機械式換気装置の換気効率を高める効果
4.防音・遮音の性能を向上させる効果
5.粉塵や花粉などの侵入を防ぐ効果

家の基本性能を考えていく上で、この気密がとても重要であることは間違いありません。大切なことは、イメージではなく状況を数値として把握し、その数値が持つ意味を理解すること。気密性能こそ、家の性能を示すスペックの重要な要素のひとつだと我々は考えています。

下松市青葉台の家の「現場レポート」です。こちらもご覧ください↓

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