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大内中央の家Vo.2(リノベーション)

現場最新レポート

現在、山口市大内中央でリノベーション工事中のこちらの建物。

今回は「耐震等級3」を実現するために、解体工事後は補強工事に着手しました。

基礎については、まず防湿シートを全体に敷き、その上に鉄筋を入れます。そこに生コンを入れることで土間面の防湿及び補強を行いました。

土間部分の補強が終われば、次に基礎の立ち上がり部分の補強です。既存の基礎に抱き合わせる形で基礎を施工していきます。

土台の内側に見えるのが補強した基礎です。見た目にも頑丈な基礎になりました。

次に構造部分の補強工事です。木造住宅では、地震時の水平力に抵抗する耐力壁の量と配置のアンバランスからなる家全体の「ねじれ」が倒壊原因の一つとされています。これまでの耐震補強工事ではこのねじれ防止対策として、開口部を減らして耐力壁を増やすことで耐震性能を高めていました。

今回は、和室部分の大きい開口部に「フレームⅡ」という商品を採用しました。耐震上の弱点である開口部の耐力壁量を増やして耐力壁配置のアンバランスを解消し、家全体の耐震性を改善するとともに、高性能樹脂窓「APW330」と組み合わせることで、採光や通風などの窓の機能もそのままに窓の断熱性を向上させます。

「フレームⅡ」の四隅に見えるグリーンの部分は「アラミド繊維」という特殊な繊維で、鋼板の5倍の引張強度を発揮してくれます。

こちらが「フレームⅡ」施工後の内部からの写真。大開口ながら頑丈な耐力壁が出来上がりました。

その他、間取り変更により柱を取る部分の梁には「助け梁」を入れ補強。筋交いには金物で補強していきます。これらの作業により、耐震等級3を実現する建物に生れ変わりました。

断熱は「外張り断熱」+「充填断熱」のW断熱でHEAT20のG2グレードを実現していきます。

もちろん、リノベーションながら気密性能も追及し、C値=0.5以下を目指します。断熱工事が完了すれば気密測定を実施しますのでまた結果についてはご紹介します♪

大屋根は石州防災瓦を葺き、下屋根はガルバリウム鋼板の横葺きで仕上げていきます。瓦屋根とも板金屋根。ダークブラウン色でシックに統一された屋根になりました。

各部屋、窓の設置も終わり随分と家らしくなってきました。こちらの建物は5月21日(土)22日(日)の両日で構造見学会を開催いたします。家の性能(耐震性や断熱性)は、住まいの完成後には見えなくなる小屋裏・壁の中・床下にこそ表れるものです。今回の構造見学会は、実際に性能向上リノベーションの工事を行っている現場にお越しいただき、家の性能に関わる軸組み、接合部、断熱やそれらに施された工夫をご自身の目でご確認いただくことができる貴重なタイミングです。

住まいづくりをご検討中の方には必見の今回の見学会。ぜひこの機会にご来場ください!

リノベーション構造見学会ページ↓

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