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冬の室温が運命の分かれ道!?

住宅で発生する問題

『徒然草』でもっとも有名なフレーズは、「家の作りやうは、夏をむねとすべし」ですね。住まいは夏の暑さ対策を考えて工夫するように・・・と言ったニュアンスの言葉ですが、気候変動や日本の住宅が抱えている問題を考えるとそうばかり言ってられないと感じています。

下記の表はイギリスの副首相府・英国建築研究所が開発した住宅の健康安全性の評価システム「HHSRS」で指摘されている「16℃で深刻な健康リスクが表れる」という報告結果です。

21℃・・・健康な温度
19℃・・・健康リスクが表れる温度
16℃・・・深刻なリスクが表れる温度
10℃・・・高齢者の低体温症が表れる温度

冬、あなたの家はどれくらいの室温になっているでしょうか?冬季における寝室の平均温度を調べた結果によれば日本の大半の都市で16℃を下回っているというデーターがあるようです。

この結果の裏付けとして「ヒートショック」の問題があります。ヒートショックは、暖かい部屋から寒い部屋に移動する時、温度差が体に負担を与えてしまい、その影響で意識がなくなったり、深刻な場合は、脳梗塞や心筋梗塞などを引き起こしたりする現象です。

ヒートショックが起こりやすいのは浴室。リビングなど暖房された部屋から、入浴のために寒い浴室に移動することで身体が一旦冷え、その後、浴槽に浸かることでまたまた体温が上昇・・・こうしたことが、心臓などに大きな負担を与えているのです。

 

消費者庁の発表では、浴室で倒れて亡くなった方の人数は5,000人弱(2015年)。救急車で運ばれ病院で亡くなった方も合わせると17,000人といいますから驚きです。

ちなみにこちらは弊社の事務所の各所をサーモグラフィ―で調査したものです。昨日は雪がちらつく天候で外気も2℃程度。室内はペレットストーブ1台で暖房しているという条件でした。

赤く映っている照明器具などが30.7℃。青く映っている窓部分(樹脂窓+ペアガラス)で22.5℃。どの部分も健康な温度とされる21℃を上回っていることが確認できました。

余談ですが、世界の樹脂窓普及率を見てみると、韓国80%、フランス68%、イギリス76%、日本17%・・・熱の出入りが一番激しい場所として知られている開口部の断熱化が世界的に見ても遅れているのが日本の住宅の実情です。

省エネを実現しつつ、室温を下げない性能の家を実現する。このミッションを確実にクリアしてこそ、世界の住宅に肩を並べる性能を有することができ、健康リスクのない住宅になっていくのだと思います。

住まいづくりの中で、間取りやデザインも大切ですが、何より建てた後から変更することができない「性能」が重要であるということがご理解いただけたのではないでしょうか?

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