2018年のアースデイ
環境と住まい
本日4月22日は「アースデイ」。文字通り地球のことを考えて行動する日として提唱されており、世界中(約180ヵ国)で環境イベントが開催されています。アースデイは市民が自由な発想でエコロジー行動を行うもので、決まった形式や規則などはありません。それぞれが自発的に環境のことを考えたり行動するというスタイルで年々広がりを見せています。
ちなみに、本日のGoogleのTOP画面はこのようになっており、矢印ボタンを押すとジェーン・グドールさんという女性がアースデイや地球環境のことについて話をする動画が動き出す仕掛けになっています。(下記画像をクリックしてください)
動画の中での彼女の「私たち一人ひとりが大切な存在で毎日地球に何らかの影響を与え続けている」というメッセージは今を生きる我々が自覚し行動しなければいけないことだと再認識させられるものであり、そのプロセスにより結果も大きく変わることを理解しなければなりません。
先週(4月15日)山口市で開催された「アースデイ山口」に引き続き、本日は下関市で開催された「アースデイ関門」にペレットストーブの展示で参加させていただきました。ペレットストーブはカーボンニュートラル(地球温暖化を促すCO2を増やさない)の暖房機なので環境に負荷を掛けません。このような特別な日に、ストーブの環境に対する優位性を知っていただけることは意味のあることだと感じています。
【アースデイ山口】
【アースデイ関門】
スタジオセンスの企業理念として「自然志向」というものがあり、会社として最も大切にしている考え方でもあります。我々企業としての営業活動はもちろんのこと、人の暮らし自体が「平穏な環境」の上に成り立っていることを忘れてはいけません。
現在スタジオセンスは「住宅事業部」と「森林バイオマス事業部」の2本柱で企業活動を行っています。住宅事業部ではなるべく地元の木材を有効活用ことで輸送時に排出されるCO2を削減。また森林バイオマス事業部では地元の木質エネルギーを積極的に使うことで低炭素社会を実現することができます。
ちなみに地域材を使用して住宅を建てた時、木材輸送過程で排出されるCO2の量を1とすると、国産材で3倍の排出量、外国の木材を使用した場合に至っては排出量が14倍という数値になるから驚きです。これは「ウッドマイレージ」という考え方ですが、住まいづくりの場面で皆が真剣に考えなければいけない概念のひとつです。
昨今頻発する異常気象による災害は地球に黄色信号が灯っている証ではないでしょうか?今を生きる我々には子や孫に豊かな自然環境を引き継いでいく義務があると思います。スタジオセンスはこれからも地元の山を有効に利用した企業活動により、低炭素社会を実現していく会社として社会貢献を目指していきます。