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2月24日 山口新聞リレーエッセー

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2019年2月24日の山口新聞「リレーエッセー」です。ぜひご覧ください。

「地産地消の実践が私たちにもたらすもの 持続可能な社会づくりを目指して」

環境や地域に恩恵

 近年、新聞などで当たり前のように目にするのが「ゲリラ豪雨」や「記録的な猛暑」という言葉。地球温暖化に端を発し、異常気象が原因と考えられるこれらの現象が全国各地いたるところで発生しています。地球温暖化の傾向が顕著になってきたのが産業革命が始まった1750年以降です。私たち人類は利便性や経済的豊かさを手に入れた一方で、大切なものを失いかけているのかもしれません。 

私がそんなことを真剣に考え始めたのは今から10年ほど前のことです。温室効果ガスの排出量が最悪の推移をたどった場合、2100年には気温が今に比べ最大5度近く上昇するとのニュースを見ました。仮にそうなった場合、人類を含む生態系への悪影響や食糧不足など、さまざまな問題に人類が直面することを知り、この問題を考えるようになりました。   

それからというもの、私は事業の中で「環境配慮」を軸とした商品やサービスを積極的に提案していくことを決意しました。

住まいづくりを生業とする私たちがまず取り組んだのが自然素材です。使用後は土に戻る自然素材こそがサスティナブルで環境負荷が少ない。当時新建材といわれる合板フロアーなどを当たり前のように使っていた私たちにとっては大きな転換期になりました。

また、使用する木材はなるべく地元の山で育ったものを選ぶことにも取り組みました。木材の地産地消です。遠方から材料を運ぶことは、輸送中に大量の二酸化炭素を排出することになり温暖化を助長させます。そのため地産地消を実践することは環境負荷軽減のみならず、地域経済の活性化や雇用の創出にもつながり、地産地消推進は私たちの理念になっていきました。

 その後、私たちはペレットストーブの普及活動を開始しました。実現したかったのはエネルギーの地産地消です。森林率が72%と森林資源が豊富な山口県ではそれを実践できると考えたからです。エネルギーの自給率を上げていくことは国としての課題でもあり、やりがいのある活動になりました。

 そして昨年末からはカフェの運営もスタート。ここでご提供しているランチは地元の農家が無農薬で育てた新鮮野菜が中心です。生産者の顔が見えることもお客様の安心につながっています。ここでも食を通じ地産地消で得ることができるさまざまな効果や価値観を地域の皆さんと共有できればと考えています。

 なるべく環境に負荷をかけずに暮らしていくというライフスタイル。その一歩がマクロからミクロに転換していく地産地消という考え方であり、環境や地域にさまざまな恩恵をもたらしてくれるのだと思います。私たちの子や孫の世代に何を残し何を引き継いでいくのか。そんなことを問い、できることから行動していくことが持続可能な社会の実現につながると信じています。

 プロフィール

やまもと・なおし 島根県津和野町出身。宇部高専卒。スタジオセンス代表取締役。多くの自社職人を抱える工務店として地域密着の住まいづくりを提案する傍ら、ペレットストーブの普及活動やカフェ運営にも取り組む。趣味はサイクリング。山口市。45歳。

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