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「屋久島の森と生きる」協議会総会へ

センスコラム

7月28日(水)、屋久島町役場庁舎で開催された令和3年度「屋久島の森と生きる」協議会総会に出席するため、屋久島に行ってきました。

屋久島に行くルートは鹿児島中央まで新幹線。鹿児島港からはトッピーという高速船で屋久島を目指します。

当日は天候もよく、港から桜島をキレイに観ることができました。

6時間程度の移動時間を要し午後一番に屋久島に到着。屋久島町役場庁舎に向かいました。

屋久島町の役場庁舎を訪問したのは2年前の調印式以来ですが、屋久島の地杉をふんだんに使った建物は圧巻です!構造の美しさはもろちんのこと、屋久島に住む人々が地元の森林資源に誇りを持っていることが犇々と伝わってきます。建築に関わっている方であれば、一度は観ておく価値が十分にある素晴らしい建築物だと感じます。

15時からは総会へ。

総会には全国から本協議会に賛同し取り組みを行っている工務店経営者が出席。2年前の発足時には13社だった会員企業が30社になっており、その取り組みは確実に全国に波及しています。

会の冒頭では屋久島町長がご挨拶くださいました。コロナ禍の中ではありますが、我々が屋久島町を訪問したことについて歓迎してくださっていること。また、協議会の更なる発展をご期待されていることなどをお話下さいました。

「屋久島の森と生きる」協議会とは、共同宣言に基づき、安定的な屋久島地杉の保全と流通を確保するために、製材、加工、木材製品の流通、消費に関わるものが協力・連携を図ることで、屋久島の持続可能な森林における所得の向上と地域の活性化及び持続的発展に貢献することを目的としています。ポイントは「林業・生産・加工」がすべて屋久島町内で賄われていること。山口県では岩国市の工務店さんと弊社が参加しており、屋久島町と手を結び、屋久島の杉材を住宅に使用することができる工務店です。

下記は2年前に山口経済レポートで紹介された調印式の記事です↓

総会では、発足からこれまでの活動報告や、今後チャレンジしていく新たな取り組みについての報告などがありました。

その後、全国から集まった工務店のうちの5社が、屋久島の地杉でつくったフローリング<ヤクイタ>を使った施工事例紹介を行いました。弊社もこの2年で様々なお客様にヤクイタの素晴らしさをご紹介しご採用いただいています。

ヤクイタの原料となる屋久島の地杉(樹齢60年程度の植林杉)は、数千年を厳しい自然環境の中で生きてきた屋久杉と同様、内地の杉よりも、木の香り、製油を多く含んでいます。杉の香りには抗菌・防カビ作用・鎮痛作用・喘息などの原因となる室内塵ダニの繁殖を抑えるなどの働きがありますが、屋久島地杉の香りはさらに寝つきをよくし、睡眠効率をあげるセロドールや室内塵ダニの抑制に効果のあるクリプトメリオン・α-βオイデスモールなどの有効成分を他地域の杉よりも多く含んでいます(約20倍)。屋久島地杉の香りは快適な室内環境を造るのに大きな役割を果たしてくれるのです。

スタジオセンスでは会社の打ち合わせスペースの床にヤクイタを使用しています。ぜひお越しの際は、その肌ざわりや香りをご体感いただければと思います。

ヤクイタプロジェクトのPVも完成しています。ぜひご覧ください↓(画像をクリックするとYouTubeにジャンプします)

コロナ禍の中開催された令和3年度の協議会は無事終わりました。ご参加された皆様、本当にお疲れ様でした。同じ思いや志を持つ全国の仲間と様々な情報交換もすることができ、有意義な一日となりました。

今回は時間の都合上、屋久島の森林の中を散策することはできませんでしたが、林道を車で走り、屋久島の自然の素晴らしさを感じる時間を少しいただきました。

屋久島に生息する「ヤクザル」や「ヤクシカ」とも何度となく遭遇し、そこには豊かな自然がしっかりと残っていることを感じることができました。そして、この自然を我々の子や孫の世代にしっかりと引き継いでいくことが我々の使命であることも再認識。屋久島はそんなことを我々に語りかけてくれる特別な場所です。

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