愛情たっぷりバリアフリーリフォーム
センスコラム
奥様の脚が弱くなり歩行により移動が困難になったことをきっかけに、バリアフリー工事のご相談をいただきました。まずは、出入りの頻度が高い勝手口のドアを引き戸に変更する工事から。
【工事前】
【工事中】
【完成】
ドアの場合、一旦身体を避けてからドアを開閉する必要があることから、引き戸に比べて余分なアクションが必要になります。引き戸はそこに立ち扉を横にスライドさせるだけ。最短距離での移動が可能になります。引き戸は施錠したまま通風ができる上げ下げガラスが組み込まれたものを選定。ペアガラスにすることで断熱性能も向上しました。
次に、勝手口を出てから自動車に乗るまでの動線の不具合を解消する工事です。これまで土間が斜めになっていて歩きにくいというだけでなく、手すりがないため歩行が不安定になるというお悩みがありました。
そこで、勝手口を出てから自動車に乗るまでの間に手すりを設置。スロープも緩やかにし歩きやすさと安全性の向上を実現しました。
【工事前】
【工事中】
【完成】
また、室内外のいたるところにI型の手すりを設置。段差があるところや方向を変える場所をしっかりとお打合せしてから配置しました。
今回のリフォームは「介護保険における住宅改修」という制度(20万円支給、うち1割自己負担)を利用することで、お得にリフォームを行うことができました。スタジオセンスでは申請代行なども行っていますのでお気軽にご相談ください。
ご主人様が奥様に贈る愛情たっぷりのバリアフリーリフォーム。家での生活の安全性や使用感が向上するリフォームになりました。