ペレットストーブ1台で実現できる室温
センスコラム
昨日と今日の2日間、スタジオセンスの体感型リノベーションモデルハウス「奥湯田の家」で建物見学会を開催しています。昨日は13:00~20:00という時間設定で見学会を開催ました。夜の時間に見学会を行ったのはこれで2回目。
夜の時間帯に見学会を開催する理由は
①仕事終わりにお越しいただきたい
②夜の雰囲気をご覧いただきたい
③外気が下がった時の室温を体感していただきたい
の3点があります。
昨日は周囲も暗くなった18時以降も数組のお客様にご来場いただくことができました。
先ほどの理由の③になりますが、やはりこの季節になると夜は外気温は下がります。そんな中、LDKにあるコンパクトなペレットストーブ1台(カタログ暖房表記:~15畳)でどれくらい室温をキープできるのかをご体感いただくことができました。
こちらが夜8時前の温度計です。
手前がLDK室内に設置した温度計。奥に見える温度計が窓の外に設置したものです。
これを見ると室温は「26℃」で外気温は「11℃」であることがおわかりいただけると思います。
間取りはこちら。昨日は全ての部屋の扉を開放して見学会を開催しました。
洋室1と2の室温は20℃程度とLDKほどの室温にはなりませんが、十分薄着で生活できるレベルを実現していることが実証できました。
その理由は2つあります。
①優れた気密・断熱性能
こちらの家は築40年のリノベーション物件ながら、気密性能はC値=0.5(実測値)を実現。断熱も外張り断熱でスッポリ家を断熱材で包んでいます。またすべての窓で断熱性能の高い樹脂窓を使用し、窓からの熱の出入りを抑制することで家全体の保温性能を向上させています。つまり「家一棟=一部屋」という発想です。
②自然素材をふんだんに使用
室内の壁や天井は珪藻土で仕上げ、床は無垢板のフローリングを使用しています。自然素材は触れても冷たくないという特徴がありますが、それだけではなく、蓄熱する素材でもあります。ペレットストーブの輻射熱で壁や床などの内装材は温められ、室温をキープしてくれる効果があります。
家の基本性能を向上させることで、家の中が快適温度に満たされ生活しやすいというだけでなく、省エネで経済的な暮らしも同時に実現できるということになります。
「奥湯田の家」は本日も15:00まで見学会を行っていますので、ぜひご興味のある方はお気軽にご来場ください。また、この建物はモデルハウスですのでいつでも見学可能です。事前にご連絡いただければご案内しますのでお問い合わせください♪