大内中学校「働く人に学ぶ会」で講義
センスコラム
昨日、大内中学校からご依頼いただき「働く人に学ぶ会」にお伺いしてきました。スタジオセンスは建築設計や大工など、建築に関わる仕事についてお話させていただくということで、昨年に引き続き2回目の訪問になりました。
建築に関する全般的な話から森林に関する話まで、限られた時間ではありましたが実際の映像を交えながらの講義。また、大工は実際に木材の仕口を持ち込み、生徒に木材に触れてもらうということも実施しました。
子ども達からは、「仕事をする上で一番大切にしていることは何ですか?」また、「今まで建てた家で一番大きな建物はどんな建物ですか?」など、多くの質問もいただきました。
熱心にメモをとる生徒も多く、少しでも建築について興味を持ってもらえたなら嬉しいことです。
講義の最後に「建築とはどんな仕事か?」というまとめとして、住宅設備メーカー会長の言葉「住は聖職なり」を引用させていただきました。
『住は聖職なり』
住宅は人が造る最高の商品である。
人は住宅で育ち、住宅で愛を育み、住宅で憩い、住宅で余生をおくる。
住宅は人生最大の買い物であり、最大の財産である。
故に住を聖職とする者は努力して新知識を学び、技術を学び、
誠心誠意仕事を行い、良い家を造ることを喜びとする者でなければならない。
中学1年生には少し難しい言葉だったかもしれませんが、できるだけわかりやすく解説。建築という仕事の大枠が伝わったのではないかと思います。
我々は子ども達に誇れる仕事をし続けることで、建築が更に魅力ある仕事になっていくのだと感じています。
こういった場を与えてもらうことで、我々も気が引き締まりとても勉強になった一日。子ども達の真剣な眼差しを忘れることなく精神誠意仕事に向き合っていきたいと思います。