読み込み中

スタジオセンス

センスBlog

2023年秋以降の電気料金負担に備える

センスコラム

我々が暮らす中国地方最大手の電力会社「中国電力」が、家庭向けなどの規制料金を6月から値上げすると発表しました。平均で26%程度の電気代の値上げとなります。規制料金で契約しているおよそ4割の家庭が今回の値上げの対象になるといわれています。

中国電力の試算によりますと・・・=試みの計算によりますと、1カ月間で260kwhの電気を使うご家庭の場合、これまで6,053円だったところが、2023年6月1日から7720円(約28%増額)となり、1667円の値上げとなるようです(従量電灯Aでご契約の場合)。

電気料金値上げの背景としては
①エネルギー資源の価格上昇に伴う燃料費調整額の高騰
②再生可能エネルギー発電促進賦課金の継続的な値上げ
③国内の電力供給力不足 など

次に上記について今後の見通しです。
①石炭や天然ガス(LNG)の価格高騰。ウクライナ情勢が長期化する可能性があり、天然ガスの受給バランスが取れない状況。また、円安も続く可能性が高い。
再エネ賦課金の単価上昇。再エネ賦課金は2030年までは上昇することが確実視されている。
③電力の供給不足。休止している火力発電の再開がされるかどうかは不透明であり、原発の再稼働には慎重な議論が必要。

ということで、どちらかと言えば、今後も現在の電気料金はキープ。もしくは上昇傾向と読むのが妥当なのかもしれません。

ちなみに、支払う電気代の計算式は・・・
基本料金 + 電力量料金単価×使用電力量[契約プランで異なる] +( 燃料費調整単価×使用電力量) +( 再生可能エネルギー発電促進賦課金単価×使用電力量) + (口座振替割引額などの割引やオプション料金等)

この計算式も知識として覚えておきましょう。

そして、電気料金について、もうひとつ考えておかなければいけないのが「電気・ガス価格激変緩和措置」により、今は電気代が7円/kWh(家庭向け電力)値引きされているといことです。1カ月500kwhの電気を使用するご家庭で3,500円が値引きされてる計算になります。

この措置が適応される期間は2023年1月使用分から8月使用分の8カ月間。その後、2023年9月使用分は半額の3.5円/kWhに減額。それ以降は継続されるかどうかは現段階では不明です。

ここまでお示しした内容を鑑み、これから先にどうなっていくかということを読み解くと・・・

・今後、電気料金が下がっていくとは社会情勢からも考えにくい。
・現在、電気価格激変緩和措置による電気料金の値引きは2023年9月で終わる。

【結論】暖房を使用し始め電気の消費量が増える秋以降「電力消費量UP+電気料金UP」のWパンチで家計が圧迫される!

となりそうです。

次に具体的な対応策を考えていきます。

①家の断熱化
一般的なアルミサッシが使用されている家の場合、冬に流出する熱の割合としては、屋根から約4%、換気から約16%、外壁から20%、床から約10%となっています。 そして熱が一番出ていくのが窓からで約50%です。 つまり、冬場の暖めた室内の空気が逃げる道の第1位が窓で、なんと家全体の半分という割合です。
上記の数字からも、窓の断熱は重要といえます。内窓などを設置することでエアコンなどの効率がよくなり省電力で暖房が実現できます。

②暖房機器を変更する
電気やガスなど、価格が高騰しているエネルギーを使わない暖房器具に変更する。例えば、弊社が取り扱いを行っているペレットストーブなどは、国内のエネルギーのため、影響は最小限に抑えることができます。

③電気料金プランの見直し
電気料金プランを切り替えるのも対策の一つです。現在の我が家の電気プランが最適かどうか?これについては電力会社に問い合わせをするなどして最適プランに変更しましょう。

2023年の冬の暮らしを見据え、今からできることを実践し、できるだけ電気料金を抑える暮らしを実現していきたいものですね。

センスBlog一覧ページへ >

SDGs(エズ・ディー・ジーズ)

環境と人と社会に貢献する私たちの取組み「詳しくはコチラ」

スタジオセンス

〒753-0214
山口県山口市大内御堀六丁目4-15

Facebook Instagram line Youtube

TEL:0839345955

資料請求、お問合わせ

サイトマップ

新築

リフォーム

施工事例

家づくりの知識

安心保証サポート

会社案内

NEWS&イベント