節水・防災で活躍する「雨水タンク」
現場最新レポート
山口市大内御堀にお住まいのお客様。ガーデニングをされているのですが、植栽への水やりで水道代がバカにならないということで「雨水タンク」を設置されました。
まずはタンクの土台になる部分にコンクリートで台を制作。
次にタンクを据え付けて、雨樋(縦樋)を分岐し、雨水タンクへの雨水の誘導経路をつくります。
これで完成です。雨水タンクのボディーもレンガ調でオシャレなデザイン。これならガーデンの雰囲気を損なうこともありませんね。
雨水タンクに溜まった雨水は、ガーデニングの水やりや洗車などで使えることから節水になります。また災害時には手を洗ったり、トイレを流したりと活躍するのも見逃せません。
実はこの雨水タンクの設置には市から補助金が交付されることをご存知でしょうか?
「山口市雨水流出抑制施設補助制度」
平成28年度の補助金申請の受付を4月1日から開始しました。 近年、局地的な集中豪雨が増加する中、都市化の進展に伴い、降雨時には一度にたくさんの雨水が水路や河川へ流れ出るようになり、浸水被害が発生しています。山口市では、浸水被害の軽減を図るため、雨水を貯めたり地下に浸透させることで雨水の流出を抑制する取り組みを進めており、各ご家庭において、雨水貯留タンクや雨水浸透ますを設置される方を対象にその経費の一部を補助しています。
※雨水貯留タンクに貯めた雨水は庭木の水やりなどに利用できます。また、雨が降る前には水を抜いて貯められるようご協力をお願いします。
この制度を利用すれば、1基あたり5万円の補助金が交付されます(貯留容量が0.1立方メートル以上0.3立方メートル以下のもの)。それぞれの交付条件は山口市のホームページでご確認ください。