㈱ヒューモア様 オフィスの電磁波対策
現場最新レポート
山口市緑町にある株式会社ヒューモア様で施工させていただいたオフィスの電磁波対策についてのご紹介です。こちらの会社様は、1つのデスク上にパソコンやモニターが数台ある環境でお仕事をされており、社長様は以前より社員様へのその影響については危惧されていたご様子でした。最初に調査にお伺いした時に撮影した写真が下記です。
対策前スタッフ様身体実測値(電場:280v/m)
これは、デスク周辺のパソコンをはじめ、電話や充電器などから人体が影響を受けていることを表しています。ちなみに建物内の電気配線から発生する電磁波は極低周波(携帯電話の電波などは高周波)です。私たち電磁波測定士が定めているセーフティーガイドラインが25v/mですので、何と10倍以上。この電磁波の影響を就業中ずっと受け続けることになります。
下記が後日お伺いして対策をした後の写真です。
対策前デスク実測値(電場:570v/m)
対策後デスク実測値(電場:12v/m)
対策前パソコンモニター実測値(電場:360v/m)
対策後パソコンモニター実測値(電場:10.1v/m)
対策後スタッフ様身体実測値(電場:10.6v/m)
対策を施すと、デスク・パソコン・人体、全ての数値においてセーフティーガイドラインを下回った数値になっていることがお分かりいただけると思います。
こちらの会社様にはデスクが20台。全てのデスク周りについて対策を施し、電磁波の数値を基準値以下に抑えることができました。
[対策風景]
[対策風景]
[測定結果報告書]
現代のオフィス環境において、働く人の健康管理上大きな問題となっているのが「パソコンによる電磁波」の影響です。長時間パソコンを使う方は、上記からもご理解いただけるように、欧米の基準を大きく上回った電磁波を浴び続けることになります。この結果、「目が疲れる」「肩が凝る」「頭痛が取れない」「肌トラブル」といった体の不調を起こしている可能性が問題視されています。この問題を解消するための方法は特殊なことをするわけではなく、それぞれ「アース」を設置するだけ。たったそれだけのことで電磁波の影響から身を守ることが可能です。結果的に冬場、金属に触れた指先に走る静電気も軽減されるという効果もあります。
1日の1/3以上という時間を過ごすオフィス。ぜひ一度デスク周りを見渡していただき、健康はもちろんのこと、仕事の効率UPを図る上でも電磁波対策をご検討いただければと思います。