山口市秋穂で中古住宅ホームインスペクション
センスコラム
10月20日、中古住宅の購入をご検討中の方からご依頼いただき「ホームインスペクション(住宅診断)」に行ってきました。ホームインスペクションとは、我々有資格者であるホームインスペクター(住宅診断士)が、第三者的な立場から、また専門家の見地から、住宅の劣化状況、欠陥の有無、改修すべき箇所やその時期、おおよその費用などを見きわめ、アドバイスを行う専門業務をいいます。
診断の方法は、測定器を使って壁や床の傾斜を確認したり、目視で家の各部位の劣化状態をチェックしていきます。傾斜やヒビ割れなどは、基準値を越えているか否かがポイントとなります。
今回はオプション契約で小屋裏と床下の詳細チェックのご依頼がありましたのでそちらも対応させていただきました。中古住宅購入の場合は、この小屋裏と床下のコンディションチェックはとても重要。雨漏りの有無や湿気の状況、シロアリの食害があったかなど、家の寿命にも大きく関わる部分が見て取れます。
新築は家の歴史がゼロから始まるのに対し、中古住宅はそれまで歴史を刻んできた住まいに入居するということ。その数年間の歴史をできるだけ紐解き、それを把握した上で購入を決定することが重要だと考えています。中古住宅や古民家の購入をお考えなら、まずはホームインスペクション。それこそが購入後のトラブル、また、購入後の後悔をなくすための重要な作業だと考えています。お気軽にお問い合わせください。